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保健所・保健センター情報(夏)

夏の保健所・保健センター情報



夏は外の暑さと室内のエアコンの使用による温度差からくる不調や、熱中症などの体調管理が必要です。地域の保健を担う保健所や保健センターでは、住民の健康に関する様々なサービスを行なっています。

1歳半児検診と3歳児検診

1歳半児検診と3歳児検診

夏は手足口病や水疱瘡など、小さな子供がかかりやすい病気が流行します。子供の健やかな成長のために、市区町村に設置された保健所や保健センターでは母子保健法に基づき、1歳半児検診と、3歳児検診を実施。発育の状況や心身の疾患の有無などを調べ早期治療につなげることが目的です。

1歳半児検診

1歳半児検診の対象となるのは、満1歳6ヵ月を超え、満2歳に満たない幼児。この時期は、脳や神経が発達します。主な項目は以下の内容です。

  • 問診結果の確認
  • 体重、身長、胸囲などによる発育状況の確認
  • 大泉門の閉鎖状況などによる疾病の確認
  • 歩行、積み木などによる運動機能の確認
  • 会話などによる言語の発達や聴覚の確認
  • う歯の予防、子育ての仕方などその他の事項

3歳児検診

3歳児検診の対象となるのは、満3歳を超え、満4歳に満たない幼児。この時期は自我が芽生え、心身共に発育の最も重要な時期だと言われています。主な項目は以下の内容です。

  • 問診結果の確認
  • 体重、身長、胸囲などによる発育状況の確認
  • 内科検診・歯科検診
  • 尿検査による代謝異常の確認
  • 視聴覚検査
  • 個別相談

食品営業許可

飲食店などの営業をするには食の安全を守るために、食品営業許可と言う、都道府県知事の許可が必要となっています。特に夏は気温が高く食品中の雑菌やウィルスが増殖しやすいため、食中毒が起こりやすい季節。適切な食品の管理を行なわないと食中毒を起こすことがあります。大勢の人が利用する飲食店では法律に基づいた食の安全・衛生管理が必要。

食品営業許可は一部の地方自治体を除いて保健所に申請を行ないます。食品営業許可が必要な業種は34業種。それぞれの業種は調理業、製造業、処理業、販売業の4つに分類されます。調理業には飲食店や喫茶店、製造業には菓子や飲料、調味料、乳製品、惣菜などの食品製造。処理業は食品の冷凍や冷蔵など、販売業には食肉や魚介類の販売などです。

営業許可を得るには、その施設を管轄する保健所に対して、施設の50の1程度の平面図をもとに事前相談を行なった上で、申請を行ないます。その後、完成した施設を調査し、都道府県の条例の定める基準に適合するかを確認。合格すれば許可となり営業許可証が交付されます。許可を持っていても、営業所の名前や申請者の住所氏名に変更があった場合は届出が必要。また、お店を引き継いだ場合などでも届出が必要です。

健康日本21

8月31日は、831(やさい)の語呂合わせから、1983年(昭和58年)に9つの関係組合が定めた野菜の日です。日本人の野菜の摂取量は男女共に若い世代で不足しています。その他にも朝食を食べない人の増加や、栄養バランスの取れた食事をしている人の割合が低いことなど、食に関する問題点が注目されるようになりました。また、運動不足など、運動についても問題点があることが明らかとなり、「健康日本21」という国の健康づくり運動がスタート。

健康日本21は、健康寿命の延伸を目的として、具体的な目標を掲げています。この目標はすべての項目に対して、現状と目標が具体的な数値で示されているのが特徴。栄養・食生活の目標は、食塩摂取量の減少や、野菜と果物の摂取量の増加などです。

最近は目標のひとつである、1日あたりの野菜の摂取量350gを意識した商品が、コンビニなどの惣菜や弁当で販売されているのを見かけるようになりました。健康づくり運動には、医療、学校、企業、マスメディアなど多くの団体がかかわることになりますが、その中でも保健所は地域における関係機関や関係団体をまとめ、健康情報の収集や分析、提供を通じて、健康づくり運動の拠点となる役割を担う必要があります。

ロード中
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地域で暮らす人の健康を守るため、様々なサービスや情報提供をする保健所や保健センター。夏特有の病気に関する予防策をはじめ、食育月間として食に関する啓発活動などを行なっています。また、夏の時期に注意が必要なのが、食品による健康被害ですが、食品の安全に関する検査や監視、許可などの業務を行なうのも保健所や保健センターの重要な役割です。

夏祭りの模擬店

夏祭りの模擬店

夏祭りでおなじみの模擬店や屋台ですが、地域の子ども会や学区のお祭りなど、祭典や行事などで一時的に食品の製造、加工、調理、販売をする際には、食品衛生法にしたがって保健所への届出が必要となります。出店する場合は、取扱い可能な食品かどうかをまず確認し、各保健所が用意している書類に必要事項を記載して提出。許可が下りたら、調理、手洗い用の水道水や消毒薬、保冷庫など、安全面に配慮した器具を使用し、当日は食材の保存状況や十分に加熱されているかなども必ずチェックしましょう。

「食育月間」と「食育の日」

2005年(平成17年)、国民運動として食育を推進していくため、国は「食育基本法」を策定し、毎年6月を「食育月間」と定めました。この期間を中心に、国や地方公共団体、関係団体などが協力して、各地の保健所で食料生産に対する理解や食を通じた健康づくり、食の安全などに関する取り組みを実施して、食育の浸透を推進。活動内容としては、主に食育推進普及啓発チラシの配布や街頭キャンペーンの実施、保育園などでのクッキング体験教室など、食育をテーマに各地の保健所で趣向を凝らした取り組みが進められています。

さらに、食育推進運動を継続的に展開し、食育の一層の定着を図るため、毎月19日を「食育の日」に設定。小学校で食育に関する特別授業を実施したり、地元食材を取り入れた給食を提供するなど、継続的な取り組みが行なわれています。

食育とは

近年、国民の食生活を巡る環境が大きく変化し、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、食の海外への依存、伝統的な食文化の危機、食の安全など、食に関する様々な問題が顕在化しています。それらの問題を解決するための取り組みが「食育」です。様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することによって、豊かな人間性を育み健やかな生涯を送る力を育てていくことを目的としています。

食育基本法

国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるようにするため、食育を総合的、計画的に推進することを目的に制定。2005年(平成17年)6月10日、第162回国会で成立し、同年の7月15日から実施されました。

夏の感染症

冬に流行するイメージが強い感染症ですが、夏に流行する感染症も多くあります。夏の感染症としては食中毒が代表的ですが、それ以外にも幼児や学童を中心にかかる手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)、ヘルパンギーナなどの感染症が流行し、保健所では、家族や学校、幼稚園、保育園などへ、手洗いうがいなどの感染予防を訴えています。

また、夏休みを利用して海外旅行へ行く人も増え、赤痢や腸チフス、パラチフスなど、海外での感染症にも注意が必要です。海外旅行の際は、検疫所や保健所などを利用して、渡航先で流行している病気の情報、注意点、衛生状況などを確認しましょう。場合によっては予防接種を事前に受けることも有効です。

プール熱(咽頭結膜熱)

学童を中心に、夏に流行する感染症です。アデノウイルスが目や口から侵入して、頭痛や食欲不振と共に高熱やのどの痛み、結膜炎に伴う目の充血、めやになどの症状を引き起こします。主に飛沫感染や接触感染で、プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるため、通称「プール熱」と呼ばれています。予防策としては、症状が見られる人との接触を極力避け、タオルなどの共用を控える、手洗いやうがいを徹底する、プールに入る前後はシャワーをするなどが挙げられます。回復後も1ヵ月程度は便にウイルスが排出されるので、排泄後の手洗いを徹底して清潔を心がけなければなりません。

ヘルパンギーナ

コクサッキーウイルスによって引き起こされる疾患で、夏、幼児の間で流行する感染症です。咳やくしゃみによってウイルスを吸い込んだり、患者の手を介してウイルスが付着した飲食物を摂取したりすることによって感染します。感染後2~4日後に突然発熱し、1~3日継続。上あごなど口の中に数個から数十個の水泡ができ、潰瘍になります。症状はのどの痛み、食欲不振、嘔吐など。手洗い、うがいによって予防すると同時に、のどの痛みがある際には脱水症にならないように水分を十分に摂取することが大切です。

手足口病

主にコクサッキーウイルスやエンテロウイルスが原因。咳やくしゃみによる飛沫感染が中心で、幼児の間で夏に流行します。感染してから3~5日後に掌、足の裏、手や足の指と指の間、口の粘膜などに水泡性の湿疹が現れ、発熱は38度以下と比較的軽いことがほとんどです。大半の場合は3~7日で発疹が消えて治癒しますが、まれに骨髄炎や脳炎などの合併症が生じて重症化することもあります。手洗い、うがいを徹底すると共に、口の中に水泡ができた場合はやわらかくて薄味の食べ物にするなど、刺激を避けましょう。


夏は食品衛生に注意する季節です。梅雨入り前から気温が上昇し、湿度も高くなるため食中毒が発生しやすくなります。飲食店や食品販売店などは、商品管理に気を使います。家庭でも、食品の適正な保存や調理を心がけ、食中毒の発生を防止しましょう。

食中毒にご用心

食中毒にご用心

夏は食中毒が発生しやすい季節です。一口に「食中毒」と言っても、細菌性食中毒、ウイルス性食中毒、化学性食中毒、自然毒食中毒、その他と、原因物質によって分類されます。中でもこの時期に恐いのが、細菌性食中毒です。高温多湿の気候は、病原菌や微生物の繁殖を活発化させ、感染症を伴う場合もあります。細菌性食中毒では、細菌が食品の中で増殖して毒素を産生するものもあり、細菌を殺しても、食品に毒素が残っていれば食中毒にかかってしまいます。また、病原菌が体内に入って増殖し、消化管などで毒素を生成するものもあります。細菌性食中毒の代表的な病原菌としては、黄色ブドウ球菌、ポツリヌス菌、カンピロバクター、サルモネラ属菌などがあります。黄色ブドウ球菌はおにぎりやお寿司などで、ポツリヌス菌は発酵食品などで、サルモネラ属菌は生の食肉類で繁殖します。

細菌による食中毒を予防するには、清潔にして菌を寄せ付けないこと、菌を増やさないこと、菌を死滅させることの3つの原則があります。細菌や病原菌は人や動物などを媒介して食品に付着するので、手洗いを行ない、調理器具、食器を清潔にしておくことが大切です。菌を増やさないためには冷蔵・冷凍保存が有効です。食中毒の原因菌は、10℃以下で繁殖が鈍り、マイナス15℃程で繁殖を停止するとされているため、食べる直前や調理前には低温保存して病原菌の増殖を防止します。そして、病原菌を死滅させるために最も効果的なのが加熱処理です。冷凍・冷蔵保存しても菌が滅菌効果や殺菌効果はないため、できるだけ火を通すようにしましょう。また、この時期の刺身や生肉など、生食製品は、できるだけ控えたほうが良いでしょう。

天然の毒による食中毒にも要注意

天然の毒による食中毒にも要注意

夏は高温多湿でカビや細菌が繁殖しやすくなり、食中毒が発生しやすい季節です。しかし、食中毒の原因になるのは、カビや細菌だけではありません。動物や植物が本来持っている天然の毒も食中毒の原因になります。フグやトリカブトなどはよく知られていますが、私たちの身近なところにも意外に多くあります。毒きのこや毒草を野菜と間違えて食べてしまい、食中毒を起こした例は数多く報告されています。動物や植物の毒についての知識をしっかり持つようにしましょう。

ジャガイモ
初夏には新ジャガが出回り、ジャガイモ料理がおいしい時期です。しかし、ジャガイモの芽にはソラニン、チャコニンという毒成分が含まれており、誤って食べると下痢、嘔吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状を引き起こします。芽が出ているジャガイモは、芽だけでなく、芽の根元までしっかり取り除くようにします。また、全体に緑色をしたジャガイモも要注意で、芽と同じ毒を含んでいますので、調理する時は皮を厚めにむくようにします。
ギンナン
秋の味覚とされているギンナンですが、居酒屋などには年中メニューとして出すところもあります。ギンナンに含まれる4'-メトキシピリドキシンは、ビタミンB6が脳内の神経伝達物質を生成する働きを阻害し、大量に食べると脳内の神経伝達物質が不足して、けいれんなどを引き起こすことがあります。少量では問題ありませんが、食べ過ぎに注意しましょう。
ワラビ
ワラビにはプタキロサイドが含まれており、この物質には発ガン性があります。ただし、熱湯で茹でてアク抜きをすれば消滅するので、しっかり下ごしらえしましょう。
青梅
梅酒を作る時に使う青梅は、未熟な果実や種の中心部分には毒成分があり、生の梅を食べると、頭痛やめまい、けいれん、呼吸困難などの症状を引き起こすことがあります。くれぐれもそのまま口にしないようしましょう。

また、自生している草花は自己判断で食べたりしないように気を付けましょう。