ご希望の保健所・保健センター情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

パブリネット
保健所・保健センター
トップページへ戻る
トップページへ戻る

保健所情報

感染症の歴史



感染症は、細菌や病原体が人の体内に侵入し、増殖して、別の人への感染を引き起こすものです。ウイルスは一定の潜伏期間を経たのちに、病原体による身体の組織破壊や毒素により症状が出始めます。これを感染症と言い、過去には伝染病として認識されていました。流行する感染症のことを疫病と呼び、日本や世界の歴史にも多く登場しています。

歴史上の感染症について

歴史上の感染症について

疫病に関する記録は、古代メソポタミア文明の時代に、すでにバビロニアの『ギルガメシュ叙事詩』に四災厄のひとつに数えられています。医学の歴史は、感染症とともに歩んできたとも言えます。感染症の流行は、時代とともに民族や文化の接触や、交流により拡大されました。過去の歴史上有名な感染症として、ペスト、天然痘、チフス、コレラ、ポリオ、ハンセン病、結核などがありました。これらは一度発症すると多くの感染者、死亡者が出ました。しかし今日の医療の目覚しい発展によって、日本での感染はほぼなくなってきています。

感染症の流行パターン

流行パターンは、その規模に応じて、エンデミック、エピデミック、パンデミックに分類されます。このなかで、最も被害が大きいのはパンデミックと言われているものです。ここではそれぞれの違いについてご紹介します。

エンデミック
感染症の患者数が、地域という狭い範囲であり、患者数も比較的少ない場合や、拡大のスピードも比較的遅い状態の感染症の発症状況を表します。これは「流行」の前段階であり、地域特有の風土病は、エンデミックになりやすいです。現在も発展途上国では、ペストやチフス、コレラなどの感染症も、エンデミック規模の発症が見られます。
エピデミック
国内全土や、他の近隣諸国の数ヵ国を含む感染範囲を持ち、患者数が激増した場合を表します。
パンデミック
過去の歴史においては、ペストや天然痘などが挙げられ、最近では東南アジアや中国などで流行した「鳥インフルエンザ」などが挙げられます。このような世界的な流行をパンデミックと呼んでいます。

このように、伝染病は様々な病原体によって引き起こされますが、最も重要なのはその感染経路です。感染経路が飛沫感染、空気感染、ウイルスなどの直接感染、動物を媒体とする感染なのかなど、その感染経路が流行の規模や拡大を決める大きな要因でもあります。近年では、特に鳥インフルエンザH7N9亜型ウイルスが、今後パンデミックの可能性がある感染症として、日本国内でも指定感染症に登録されています。