ご希望の保健所・保健センター情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

パブリネット
保健所・保健センター
トップページへ戻る
トップページへ戻る

保健所情報

基幹定点医療機関が届け出る5類感染症



全国の基幹定点医療機関に指定されている医療機関は、全国で500ヵ所になります。基幹定点に指定されるのは、内科と小児科のある、病床300床以上の医療施設です。これらの医療機関は、週単位、月単位ごとに報告する感染症が種類分けされています。

感染症による報告単位の違い

感染症による報告単位の違い

基幹定点医療機関に義務付けされる感染症のうち、週単位で報告しなければならない5類感染症は4種類あり、月単位の報告対象も4種類になります。ここでは、対象となる感染症についてご説明します。

週単位の報告が必要な感染症

クラミジア肺炎(オウム病を除く)
細胞内に寄生して増える微生物によって引き起こされる肺炎です。38度から39度の高熱や咳、気管支などの炎症、鼻水などの肺炎の症状と同じです。咳や鼻水、ツバなどによってうつる飛沫感染を感染経路とし、潜伏期間は3週間から4週間です。
細菌性髄膜炎(髄膜炎菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌を原因とした場合を除く)
急な発熱と、激しい頭痛、悪寒などが現れ、一般的に発症後24時間で、病状はピークに達します。早期診断、早期加療が必要です。急性化膿性髄膜炎(かのうせいずいまくえん)とも呼ばれ、乳幼児によく起こります。3ヵ月未満の乳児では大腸菌、B群連鎖球菌、3ヵ月以上の乳児においてはインフルエンザ菌が原因となることが多くあります。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎は、咳、鼻水などの飛沫感染による感染します。そのため、学校、幼稚園、保育所、家庭などで流行することが多いです。患者には幼児から学童、5~12歳に多く、潜伏期間は2~3週間となっています。
無菌性髄膜炎
髄膜炎は、その多くがウイルス性と言われていますが、まれに、医薬品の刺激によっても髄膜炎が生じることがあります。これを無菌性髄膜炎と言います。発症すると、発熱、頭痛、嘔吐がみられ、首が硬くなって前に曲げにくくなる、意識が薄れるなどの症状が多くの場合にみられます。

月単位の報告が必要な感染症

続いて、月単位での報告が必要な感染症です。

ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
ペニシリンGに対して耐性をもつ肺炎球菌が、原因で発症する感染症です。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
メチシリンなどのペニシリン剤や「β-ラクタム」剤、アミノ配糖体剤、マクロライド剤など、多くの薬剤に対し耐性を持つ黄色ブドウ球菌が、原因の感染症です。
薬剤耐性アシネトバクター感染症と、薬剤耐性緑膿菌感染症
広域「β-ラクタム」剤系やアミノ配糖体系、フルオロキノロン系の、3系統の薬剤に対して耐性を持つ、アシネトバクターに属する菌が原因の感染症を、薬剤耐性アシネトバクター感染症と言います。また同じ3つの系統に耐性を持つ緑膿菌によって、感染すると薬剤耐性緑膿菌感染症になります。