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小児科定点医療機関が届け出る5類感染症



感染症の流行や新たな感染症の発見などにより、平成25年に「感染症法」が改正されました。新たな指定感染症が選出されるなど、感染症を取り巻く状況は日々変化しています。感染の拡大を抑えるには、何より迅速な対応が求められます。そのため、新しい類型に基づいて、医師や獣医師から都道府県へ感染症に関する届出のための新たな基準ができました。

定点医療機関とその種類について

定点医療機関とその種類について

新しい感染症法により、週ごと月ごとに届出を義務づけられた定点医療機関があります。内科と小児科による「インフルエンザ定点」、幼児の感染症を主にする「小児科定点」、その他に「眼科定点」や皮膚科、尿器科、婦人科等の「性感染症定点」などがあり、内科、小児科、皮膚科による「疑似症定点」も存在します。さらに、内科と小児科を持つ300床以上の大きな病院による「基幹定点」と、合計6種類になります。

小児科定点の内容

感染症法で定められた小児科定点での報告の義務は、5類感染症に分類される11種類の感染症とインフルエンザです。定点報告義務は通常小児科に多い、独自の感染症の流行状態を調べ、国民に公開するためのものです。逆に、極めて発症数の少ない感染症に関しても報告する必要があります。以下に小児科の11種類の5類感染症についてご説明します。

RSウイルス

乳児期に発症する例が多い、RSウイルスによる急性呼吸器感染症です。39度近くの高熱になり、25から40パーセントの乳幼児に、気管支炎や肺炎の症状がみられます。細気管支炎、肺炎、中耳炎なども併発し、6ヵ月未満の乳児や早産児が感染すると、呼吸困難など重篤化するケースも多く見られます。

手足口病

乳幼児期に多く見られる感染症で、その名の通り手、足、下肢、口腔内、口唇に小水疱ができる、伝染性のウイルス性感染症です。病原体としては、コクサッキーA16型、エンテロウイルス71型などがあります。症状は軽い発熱、食欲不振やのどの痛みなどで始まり、発熱から2日くらいしてから水泡が生じ、1週間から10日程で自然に消えていきます。まれに髄膜炎や脳炎などが生じることがあるので、発熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意が必要です。

感染性胃腸炎

感染性の細菌やウイルスによる感染症で、嘔吐、下痢などの症状が多く見られます。正式名よりも、ウイルス名で「ロタウイルス」、「ノロウイルス」などで呼ばれることが多いです。秋から冬にかけて流行し嘔吐物や排泄物を媒体に感染します。そのため、排泄や消化の未発達な乳幼児間で、大流行することが多いです。