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指定感染症の概要



指定感染症とは、感染症法で分類されている1類から3類に含まれない感染症のうち、1類から3類と同レベルの対応や措置が必要な感染症のことを指します。新しいタイプのウイルスや、すでに知られているウイルスが変異して発生したと考えられる感染症などはここに分類されることになります。国が例外的に1年間の期限で指定した感染症です。

指定感染症とその対応

指定感染症とその対応

すでに認識されている感染症のウイルスが、感染の過程で変異などをおこし、感染力や毒性が高まることがまれにあります。その代表とも言えるウイルスが、「H7N9型鳥インフルエンザウイルス」です。中国で大規模な感染拡大が続き大きなニュースにもなったことがありますが、その感染拡大を受けて国が指定感染症に指定しました。治療方法としては、タミフルなどを用いた対処療法が実施されており、ワクチン研究も盛んに行なわれています。予防としては、鳥との接触を避け、むやみに触らないことが一番ですが、一般的な手洗い、うがいの徹底も効果があるとされています。

指定医療機関とは

指定感染症の患者は、国民の生命や健康に重大な影響を与える恐れがあると判断された場合に指定の医療機関に入院して隔離されることもあります。また、就業を制限する場合もあります。その際に、治療の場となる「国が定める指定機関」とは、医療法に基づいて感染症病床の基準をクリアしている医院です。指定感染症が発生した際の検査体制や、感染症専門医を配置するなどの条件から、厚生労働大臣や各都道府県があらかじめ指定しています。現在は、新感染症にも対応できる「特定感染症指定医療機関」が全国に3ヵ所、1類・2類に対応できる「第一種感染症指定医療機関」が41施設存在します。また、指定感染症が疑われる患者は公費で入院することになります。

鳥インフルエンザの流行

2013年4月には、鳥インフルエンザA型が流行しました。中国の2市10省と台湾で136人への感染が確認され、このうち45人が死亡、指定感染症に指定されました。本感染症は、H5N1型鳥インフルエンザウイルスを病原体とし、主に水禽類の鳥類を感染経路としています。感染した鳥そのものや、その排泄物、死体、臓器などに濃厚に接触することで、まれに感染することがあります。幸い、これまで日本で発症した人は確認されていませんが、鳥インフルエンザは2006年にも指定感染症になり、現在は2類感染症に分類されています。