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1類感染症の概要



「感染症法」に基づいて、感染症を診断した医師は届け出をするように求められています。感染症は5つに分類され、その他に「指定感染症」があります。指定感染症である「鳥インフルエンザ」や1類から4類の感染症は、発生が認められた場合には、ただちに届け出を行なう必要があります。ここでは1類感染症について解説します。

感染症法

感染症法

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」は1998年10月2日に公布され、1999年4月1日施行されました。この法律は感染症の発生やまん延の予防、公衆衛生の向上を図ることを目的としています。

1類感染症

1類感染症は総合的に判断し、危険性が極めて高い感染症として、7つの感染症が指定されています。

エボラ出血熱
フィロウイルス科のエボラウイルスによる熱性疾患です。潜伏期間は平均して1週間程度で、突発的に発症します。感染経路は輸血や体液などに直接触れることで、空気感染は否定されています。症状は発熱・疼痛・無力症で、出血を伴わないこともあります。
クリミア・コンゴ出血熱
クリミア・コンゴウイルス(ブニヤウイルス科)の熱性疾患で、潜伏期間は2日から9日です。発熱や頭痛、腹痛が見られ、その後、咽頭痛や結膜炎、黄疸の症状が現れます。点状出血や紫斑を生じ、血液と体液は感染力が非常に高いことで知られています。
痘そう
痘そうウイルスによる、非常に強い感染力を持つ発疹性疾患です。1958年から世界保健機関にて根絶計画が始まりました。現在地球では根絶された状態にあります。飛沫感染で人から人に感染をし、直接感染をすることもあります。
南米出血熱
南米大陸でのアレナウイルス科アレナウイルス属のウイルスが原因の出血熱です。感染経路としてはウイルスを保有しているねずみの唾液や血液との接触です。潜伏期間は7日から14日で、突然の発熱で重症化すると高熱・出血傾向・ショックがみられます。
ペスト
腸内細菌科に属するグラム陰性桿菌である エルシニア・ぺスティス の感染によって起こる全身性疾患です。「腺ペスト」「敗血症ペスト」「肺ペスト」の3つに分類されます。
マールブルグ病
マールブルグウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患で、潜伏期間は3日から10日、治療法はなく対処療法のみとなり、人から人への感染経路は血液や体液への接触です。症状はエボラ出血熱と似ています。
ラッサ熱
ラッサウイルス(アレナウイルス科)による熱性疾患で、進行は穏やかです。潜伏期間は7日から18日で、高熱が出て重症化すると顔面頚部の浮腫や眼球結膜出血の症状が現れます。マストミスというねずみから感染し、人から人へは血液や体液に直接接触を行なうと感染します。